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rubbish

「恥の文化」という言葉がある。
誰も見ていないところでは何をやっても構わないという意味ではない。
常に、どんなところでも、たとえ誰も見ている人が居なくて、恥ずべき行為をしてはならないという意味。

バーチャルという言葉がある。
「仮想」・・・インターネットを仮想と見る人が居る。

「匿名性」
インターネットは情報の発信者を隠すことができる。そう思っている人が居る。
誰が発信したか分からないから、何をやってもいい。そう思っている人が居る。

現実の世界ではないから、盗みをしても人を殺しても、レイプしても構わない。
パソコンのスイッチを切れば、元の現実の世界に戻れる。そこではネットでの行為で責められることは無い。
うまくいかなかったら、リセットスイッチを押すか、消してしまえばいい。
そう思っている人が居る。

インターネットは仮想ではない。
現実の世界の一部。
完全に発信者を隠すことはできない。たとえプロキシーと言う機能を使ったとしても追跡が可能な場合もある。

インターネットは、単なる道具。単なる不完全なインフラ。
インターネットを現実の世界とは分離した仮想の世界と勘違いしている人や、誰が発言したか誰がやったことなのかわからないから何をやってもいいと思っている人が、「現実の世界」ではできないような事をしている。
「現実の世界」ではしてはいけないことをしている。

「恥」を知る人が居なくなった。
今の社会、今の人達に内在するいびつな面が強調されて現れてきているのがインターネット。

インターネットはstupidである。
stupidであるからこそ、利用する人の人間性が強調されてくる。

人間性に問題のある人がなんと多いことか・・・

Posted by rei | Category: monologue | 0 comments | 0 trackback

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