ひとり

見聞きしたこと、感じたこと、様々な想い・・・

誰にも話せないことが自分の中に溜まっていく。
誰かに知ってもらいたい。
誰かに話したい。
でも、誰にも言えないこと。
そんなことがどんどん溜まっていく。

このBlogは、私の作品置き場であると共に、そんな想いのはけ口でもあった。
だから、どこともリンクせず限られた人だけが見に来るところだった。

公開すると言うことは知ってもらいたいということと同じ。
公開するけど、誰にも見てもらいたくない・・・そんな複雑なBlogがこのBlog

URLを知っている人が増えすぎた・・・
自分の気持ちを密かに書き綴ることが出来なくなった。
非公開の記事が増えていく。
もはや文字では自分の気持ちをつづることは出来ない。

Posted by rei | Category: monologue | 0 comments | 0 trackback

ひとり (つづき)

書きたいことは沢山あるのに、何を書いていいのか分からない。
言葉だけで想いを伝えることはとても難しい。

何のために始めたのだろう。
何が目的だったのだろう。
逃げたかったのか・・・現実から逃げるためだったのだろうか。
行き詰ったから?
活路を見出そうとして?

とても危険な香りがした。私のようにちょっとしたことで情緒不安定になる人間にとっては、とても危険なことは分かっていた。
次第に冷静さを失って行くのが良く分かった。
冷静さを失った私の言葉にはもはや何の力もない。ただ虚しく響くのみ。
時折取り戻す冷静さの中で生まれた考えも、冷静さを失った私の姿にかき消されてしまう。

今の私?
今の私は冷静・・・
少し前から・・・次第に醒め、自分でも驚くほど・・・そう機械のように冷たく論理的に思考している。

大学の時から、社会学、そして哲学に多少の興味を抱き、組織論を少しばかり学んできた。
組織はどうして出来上がるのだろうか。
グループとは。
フランス革命の時、民衆は?
ジャンヌ・ダルクが人々を?
ヒットラーはなぜ力を持ちえたのか。
軍隊、会社、ボランティア団体・・・
たった一つの明確な目的を持ち、その目的達成をもっとも効率的に出来る組織はおそらく軍隊的な組織であろう。
軍隊の目的とは、唯一つ、敵を倒すことであり、敵を殺すこと。その目的を達成させるために、愛国心とか、忠誠心とかいった精神的要素を道具に使う。しかし軍隊にも色々ある。
ベトナム戦争当時のベトコンも一種の軍隊。アルカイダも軍隊とみなせるだろう。国家から見れば、テロリスト、ゲリラも立派な軍隊と考えられる。
多くの国の軍隊と、ベトコンなどのゲリラとはどこが違うのだろう。

目的がなければ組織は成り立たない。分かりやすいか分かりにくいか、どっちにしても目的がなければ成り立ち得ない。
ある地方都市で少し実験してみたことがある。
明確な目的は持っているが、明確な形態を持たない組織は存在しうるのだろうか。
その組織の目的は単純で分かりやすかった。一応役員は居た。しかし組織構造は持っていなかった。形がなかったのだ。
入会手続きも退会手続きもない。規約もない。会員資格もない。
誰かが、自分はその会の会員であると公言すれば、それだけで会員になってしまう。それぞれが、それぞれの立場で目的に向かって出来ることをする。誰にも強制されず、誰も強制しない。全て自発的な行動。そんな組織がまとまった組織として存在できるのだろうか。

結果は・・・
最盛期には150名ほどにまで会員が増え、組織として十分に機能した。目的を達成することも出来た。
しかし問題もあった。
組織形態が分かりにくく、組織運営に当たる幹部自身に戸惑いがあった。
まとまっているのかまとまっていないのか、常に分からない。
組織の方向付けはどうすればよいのか。

この時は、組織が誕生した時代のバックグラウンドに助けられ、成り行き任せでも機能し、組織としての体裁を保つことは出来た。それも形態のないというとんでもない組織が。
これは今から7、8年前の話。

今の時代、今の環境の中でこのような組織は成り立つのだろうか。
おそらく成り立つだろう。ただし現実社会で。仮想社会というものがあるとしたら、おそらくその仮想社会単独では、そのような組織は成り立たないだろう。現実社会のつながりに補完されなければ、ほぼ不可能と言える。
もちろん、明確な目標が必要なことは明らか。





・・・
こんなことが書きたかったのじゃない。
冷静さを失った私の口から発せられた言葉は、どんなに正しいことでも、聞く人がどれほど私のことを良く知っていたとしても、理解されることはないだろう。
時が過ぎ、遠い昔の話になるまで・・・
それまでじっと静かに待つしかないのかもしれない。





ビジネスと遊びと、個人の想いが入り混じっている。

ビジネスとして考えるならば、初期投資を回収し、維持費を捻出できなければならない。そしてそのためにもっとも効率の良い方法を選択するべきだろう。

遊びなら、楽しめればそれだけで十分だろう。
贅沢な遊びだけど、楽しくなければ止めればいいだけのことだから。

個人の想い・・・これは厄介な代物。何をしたいのかがはっきりしていれば簡単なのだが・・・
初心に立ち返るならば、選択するべき道は唯一つ・・・無秩序・・・合意により管理された無秩序。
それ以外の道は、個人の想いを圧殺してしまうだろう。

楽しくもなく、個人の想いを具現化することも出来ず・・・





私に出来ること?
今の私に出来ることは、楽しくもなく、個人の想いを具現化できないならば、せめて、これ以上費用負担しなくても済むようにすること。
そう・・・スポンサー・・・

スポンサー側から見ると、お金を出す以上そのお金に見合ったメリット、利益がなければ意味がない。そしてそれが得られると言う明確な保証がなければ。
今の状況を見ると、あまり良い見通しが立てられない。
スポンサー側の要求はとても明確。そしてその要求は無理難題というようなものじゃない。現状を見てその要求を満たすことが出来ると確信できれば、交渉はとても簡単なのだけど・・・
今ひとつ確信が持てない。

論理的根拠が明確でなく、検証されているとも考えにくい。
確信を持つにはどうすればよいのだろうか・・・

Posted by rei | Category: monologue | 1 comments | 0 trackback

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